日帰り出張岩手旅<3>のつづきです。
花巻市文化会館を抜けてすぐ、視界に入ってきました。「身照寺」、宮沢賢治さんのお墓があるお寺です。
道路のマンホールも「鹿踊り」!花巻らしいですね。気のせいか、雪がちらついてきています。
とても丁寧な案内ときっちり雪掻きされた道とで迷わず進めます。
階段はここだけ雪が降っていないかのように雪が無いです。
まずは本堂に手を合わせます。
おぉ。雪中でもわかりやすい看板。
とても綺麗にされていて、静かで、開かれていて、迷わず立ち寄れるようにしてくださっていることに、ただ感謝の思いが湧いてきました。
非常に丁寧な看板です。
どこに向けられてか不思議な文意の立て札が。分骨希望者がいるということなのでしょうか?
宮沢賢治さんのお墓
手を合わせてご挨拶。…意外な感じですが話すことが思いつきません。なんだか自分のことが、雪の日にひょっこりやってきた狸のように思えてきました。
御首題・御朱印を受け付けていただけると、私のように信徒でない者も、綺麗にして迎えてくださった感謝と「ここが続いて欲しい」気持ちを形で差し出せるのでありがたい仕組みだなと思います。
本堂で法要中で、押そうかどうかとボタンを見つめていたら気づいて声を掛けて頂きました。
目的地は最初からここだったのに、自宅に御首題帳忘れてきました…。ららら。
宮沢賢治、ベートーヴェンのポーズを取った田園跡
花巻駅まで戻ります。手段が徒歩一択…急がねば。途中、「ほっかほっか亭」駐車場に「花巻農学校実習田跡」の碑があり、例のポーズで写真を撮った場所とのこと。え、ここ!?
えー…ってことは、今「身照寺」→「花巻農学校(市民文化会館)」→「ここ・実習田(ほっかほっか亭)」と来て、今から「果樹園(若葉公園)」→「賢治追悼集会会場(デハ3の材木町公園)」通って花巻駅なので、ここら辺一帯「賢治さん関係の場所」じゃないですか!すごいすごい♪
づるづる道路に苦戦しながらも、デハさんの材木町公園まで来ました。
花巻駅はそこなの〜!だけど、跨線橋越えないと駅に行けないの〜;
盛岡行き発車5分前に着。ハァハァ…走り込んでて良かった…
間に合いました!盛岡駅に向かいます。一本逃すと1時間待ちなので、あぶないあぶない。
つづく