釜石の朝観光のつづき
10月31日(日)、復路(上り)は釜石駅から出発します。
SL銀河の文字もロゴを意識してひとひねりされていて特別感がステキ♪
ホームのSL銀河。そっか、往路とは逆に機関車が接続してるんだ!
ほたておこわ弁当!?昨日は無かったホームの掲示が気になって見てみると、私、思い出しました。このお弁当屋さん、昨日ホテルで買って食べた地元釜石のお餅屋さんです。
迷わず一番推しの胡桃餅を買って食べました。美味しかったです。あの会社なんですね…しかも、駅弁には黒胡麻の餅も入っているようです。
ホームにいらっしゃった方が工藤社長でした。餅は自ら杵でついて作られているそうで、「釜石もち屋くどう」のホームページでは「私自ら餅ついている動画をあげてますので見てください!」とのことです。
お話伺って、是非とも駅弁食べねば!と決心。
4号車にて早速確保。オープン♪
おぉ〜。SLの焼き印が押された厚焼き卵が目に飛び込んできますが、工藤社長「この渦巻きの挽肉すき昆布は、星雲を表しているんだ!」と熱く語られていました。綺麗な渦で、昆布が広がる感じが雰囲気出ています。美味しい♪
素敵な掛け紙。お弁当のお品書きとしても弁当の付加価値を上げていますし、SL銀河の車体の解説も書かれていて、これ1枚で乗車の想い出になります。…綺麗に持ち帰りたい。
さて、SL銀河上りの花巻行きです。
釜石駅ではSL銀河をじっくり撮影できます。
すごいキラッキラ☆ヘッドマーク、こんなにキラキラだったんですね。ヘッドマークの青もトーンを変えて塗り分けられて、客車の雰囲気が出ています。キレイ♪
はくちょう座横、SL銀河のロゴも輝いています。
各車両、青のトーンの切り替え位置はこんな感じです。各車両のメインモチーフは物語の登場順に並んでいます。
4号車、はくちょう座。
3号車、わし座。
2号車、いて座。
1号車、さそり座。
そして、牽引する機関車C58239。
進行方向には昨夜C58239が過ごした検車庫が見えます…あ、ドアが閉まってますね。
車内、今日は人が居ないタイミングで撮れました。
宮沢賢治ギャラリーもじっくり見れます。
今日も旅の安全『ジョバンニの切符』よーし!
そして賢治のコトバ。ガチャ!今日こそやるぞ!と張り切って来ました。
ぬ!財布に100円玉が無い。゚(゚´Д`゚)゚。
すると、撮影用にお貸しくださった方が!これは『農民芸術概論綱要』!東山町で勤務していた時に毎日のように目にしてました…これもガチャに入ってるんですね。
『農民芸術概論綱要』の中に「永久の未完成これ完成である」もありましたね。『銀河鉄道の夜』も未完成。
切符拝見タイム。押されるスタンプもSL銀河の姿が♪
車掌さんの制服っ!10代の頃以来の「第2ボタンくださいっ!」って言いたくなる衝動に駆られました。ボタン素敵です。第2じゃ無くてもいいのでくださいな♪
陸中大橋駅直前の鬼ヶ沢橋梁も今日は「くるぞ〜くるぞ〜」と構えて撮影。この後、あの橋の上を走ります。
バッチリ♪この赤い鉄橋を走るSL銀河を綺麗に撮れたら最高だろうなぁ…と、思うのですが、車で来ないとですよね。花巻ー釜石間、道路が整備されたと聞きましたが、この橋を撮るなら仙人峠ルートです。
ぅー;道路もですが、天気とタイミング合わせるとなると、奇跡に頼るしか…。このスポットの難易度、めがね橋の比ではありません。少なくとも、昨日は逆光だったので、釜石発を午前に狙って撮りましょう〜。
陸中大橋駅までが釜石市、足ヶ瀬駅から遠野市、上有住駅のみ住田町です。車窓から滝観洞(ろうかんどう)という鍾乳洞窟の案内が見えていて気になります。次はレンタカー借りて撮り鉄しながら洞窟見たりジンギスカン食べたりしたいなぁ…。あ、陸中大橋駅の折れ曲ったかのようなループ橋だって見てみたい!車検討します。
そういえば釜石駅で乗車記念のSLのごはんいただきました。食べないでくださいって書いてますが、食べないでしょー。石炭ですよ?…と思ったんですが、意外と美味しそうに見えてきました。危ない。食べれませんよ?
車窓の景色を堪能していたら、窓が閉まらなくなってピンチに!トンネルでは煤が入ってくるので窓が閉まらないと困ります。直していただきました♪窓の枠に煤が詰まってしまって閉まりにくくなるんだそうです。
で、また窓開けちゃう。風が気持ち良いです。こんな風にススキの野を走っていくと、銀河鉄道を走ってるみたいです。
あ、ベゴ♪ブランド…いわて遠野牛かな?基本的に見かける牛といえば肉牛だよね。
遠野駅に着きました。ここで約2時間の停車です。今日は市街に探検いくぞー♪
つづく