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宮沢賢治が「ユリア」「ペムペル」に遭った「小岩井農場」に行ってみた(『銀河農場の夜 2024』)

宮沢賢治と岩手

2024年11月24日、日本最大の総合牧場「小岩井農場」にやってきました。

岩手山を背景に広がる小岩井農場。宮沢賢治の詩作品の中でもダントツで一番長いのがここを舞台にした『小岩井農場』です。

賢治さんはここで「ユリア」と「ペムペル」という「天の子どもたち」を見たと書いています。

真ん中に「I」がくるロゴを見ると、このポーズをしたくなります。(記事中、ナギノの写真撮影は全てカナちゃん。)

果たして、賢治さんの見た幻想世界を感じることはできるのでしょうか!?

昨日から小岩井農場では、イルミネーションイベント「銀河農場の夜 2024」が始まりました。

わかりづらいのですが、12:00開園で昼間は無料。15:00に閉園して、16:00に夜の部開始。夜からは入園料がかかります。子どもは無料でペットは有料という設定が面白いです。

このあたりの重要文化財群、賢治さんが見たままの景色が残っているに違いない!

でも、とりあえず気になるのはSL!まずは静態保存されているD5168の元へ。

客車はかつてホテルだったようです。

なんと、今はですね…

きゃぁぁぁぁぁ…という、お客さんの悲鳴が響き渡っています。

お化け屋敷になっています。中は実際入って体験してみてください♪

16:30を過ぎたあたりで、だいぶ冷えてきました…デニム下にタイツ、ダウンの中にホッカイロ3枚貼っていますが、身体が透明になるかと思うほど寒いです。

ようやくたどり着いた資料館。敷地が広いので、一つ一つの施設の間隔が離れています。

ん?冬季閉館ってどゆこと???

今知ったのですが…いわゆる「農場」としてのコンテンツは冬季閉園。その代替でイルミネーションイベントだったのです。ガーン…なるほど…

では賢治さんの時代の建物は、4〜10月に再訪することにしまして、今日は「銀河農場の夜」を満喫しましょう!

光のトンネルがありました。これは面白い写真が撮れそう!

一点透視効果でシルエットがいい感じです♪

「後光が差してるみたいだよ!」ということで撮ってみたポーズ。…いや、どちらかというと「ねるねるねるね」のCM?

17時になるとすっかり日が落ちて、一段と寒くなります。いったん屋内避難!

「山麓館」は東北のお土産品と小岩井農場のオリジナル商品の販売をしており、レストランが併設されています。

一角には宮沢賢治コーナーも!

すっかり暗くなると、電飾とシルエットだけになり、見え方が変わります。

SLも青く。

一本桜と桜並木。意外と星が見えない小岩井農場です。

イルミネーションを満喫したので18:30のバスで帰ります。盛岡駅まではノンストップ、30分で到着します。

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アクセス要注意!

公共交通機関の場合、小岩井農場へは盛岡駅から2便出ているバスの利用を推奨します!

小岩井駅を過ぎ、この辺りから小岩井農場。入園入口はまだまだ先です。(バスの車窓より)

田沢湖線 小岩井駅から歩くにはかなり距離があり、また運転手不足でタクシーを捕まえる事が難しいからです。

イルミネーションイベントは2025年1月13日まで。その後はイベント開催日以外は長期の冬季休業などが予定されているので、事前に営業をご確認ください。

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