2024年11月24日。東京から約2時間、岩手県盛岡駅にやってきました。
待ち合わせは駅前人気焼肉店「盛楼閣(せいろうかく)」にて
駅前でめちゃめちゃ看板が目立っている「盛楼閣」、あそこで相棒のカナちゃんと待ち合わせます。
開店5分前でお店のある2階まで大行列。30人はいそうな感じです。並んでいる間に無事にカナちゃんと会えました。店内は広くて綺麗なので、このくらいなら開店と同時に入れるでしょう。
肉を焼きつつ冷麺を待ちます。焼き網まで盛楼閣の銘入りで「南部鉄器」です。
岩手県人スタイル、焼肉には盛岡冷麺♪もちろん辛味は味変と段階調整を兼ねてトッピングキムチ別添えの「別辛(べつから)」をオーダー。盛楼閣のキムチ、白菜ではなくキャベツでびっくり!
本日のメインは「小岩井農場」なのですが…
本日の目的地は「小岩井農場」。しかし、バスが15:20と16:50しかありません。田沢湖線とタクシー併用も検討したのですが、現地のタクシーが運転手不足で予約できませんでした。盛岡からタクシーを使う場合も同様。というわけで、早々の移動は諦めて、15時まで2時間を盛岡市街で観光してみましょう!
徒歩で巡って街並みと喫茶店を楽しむ町「盛岡」
徒歩で楽しめるのが盛岡なので歩き出そうとしたのですが、気になるバスを発見!「でんでんむし」?
「でんでんむし」は盛岡駅を起終点とする盛岡中心市街地循環バス(1周所要時間約35分)。見所が集中する城跡周辺も回ってくれるようなので、とりあえず乗っちゃいます♪
「!?」…足を踏み入れて、一瞬自分がどこにいるのかわからなくなりました。仕様が東京の都営バスと一緒です。シートのキャラクター「みんくる」もそのままです。これ、東京から来た人はびっくりすることでしょう。
クラシカルな建物が見所の中ノ橋エリアへ
「盛岡バスセンター」で下車しました。正面に見える「岩手銀行 中ノ橋支店」は、東京駅を設計した辰野金吾の作品です。
こちらは以前のナギノートでどうぞ
宮沢賢治・石川啄木が学生時代を過ごした盛岡を重要文化財の建物の中で紹介「もりおか啄木・賢治青春館」
今回は、同じ通りにある明治期の建築「旧第九十銀行本店本館」へ。現在は「もりおか啄木・賢治青春館」として活用されています!
国指定重要文化財の重厚な建物の中で、宮沢賢治・石川啄木が学生時代を過ごした盛岡を中心に生涯や作品を紹介しています。
パネルと実物書簡で解説。死亡・追悼の新聞記事の切り抜きだけでパネル1枚の量。なかなかのボリュームです。
実はなんと、入館無料!見学者が絶えません。お客さんにどこから来たか尋ねてみると、県内、東京と広範囲です。
天井、階段、赤絨毯…意匠が素敵です。ドイツ風ロマネスク様式とのこと。
賢治さんのブロンズ像。普段写真でばかり見ているので、立体になると存在感があります。
近くの肴町郵便局に風景印があることがわかったのですが、残念ながら今日は日曜日、郵便局はお休みです。
賢治ブレンドが味わえる!「喫茶あこがれ」
なんと、この優美な空間に喫茶コーナーがあります。
もちろん賢治ブレンドをオーダーします!コーヒーはハンドドリップで1杯づつ丁寧に入れるため、「10分ほどかかります」とのこと。
爽やかな香りとコクがあり、美味しいコーヒーです。チーズケーキは北上市の「トロイカ」!銀座界隈の百貨店でもトップクラスで人気があるケーキです。東京ではホール売りのみ、ワンカットで味わえるのは岩手だからこそ。
中ノ橋エリアから盛岡駅までは徒歩圏。アーケード街を通って、岩手山が見える景色を楽しみながら歩いて20分です。
盛岡は個性的な喫茶店が多い町です。今回は歴史ある建物を賢治・啄木とともに楽しみました。この後は「小岩井農場」に向かいます。来週掲載するレポートも併せてご覧ください♪