青春18きっぷ冬旅<15>のつづきです。
盛岡天満宮から盛岡駅へ徒歩で向かいます。
ものすごく雰囲気のある建物「盛岡市消防團第五分事務所」。ここを過ぎると中津川、県民会館が見えます。
県民会館側には渡らずに左折。
中津川沿いを趣きのある建物を楽しみながら歩きます。
岩手県民、小中学校の文化系の大会は県民会館が会場なので、大会のある日は河原で練習してる人も多いのですが…コロナだとそういうことも難しいよね。
こうして見ると、一般の建物も意匠が凝ってる感じがします。
次の橋の袂が岩手銀行中ノ橋(なかのはし)支店です。行きにバスから見た「岩手銀行赤レンガ館」です。
横浜駅改札前でガス灯を見慣れているのですが、発明したのは南部藩士なんですね!意外な繋がり。
この建物は元岩手銀行本店で、1983(昭和58)年に岩手銀行新社屋完成に伴い中ノ橋支店となりました。
設計は東京駅でも知られる、辰野・葛西建築設計事務所によるもの。東北地方に唯一残る辰野金吾作品です。
岩手銀行赤レンガ館、中に入って見学できるようです。入ってみましょう!
おぉ素敵です!クリスマスツリーが似合いますね。
素敵な銀行✨ pic.twitter.com/atFAG663Ac
— アトリエナギノ+Fe【ナギノート】 (@naginote_tokyo) December 23, 2021
1911(明治44)年に落成した時は盛岡銀行の本店行舎だったんですね。岩手銀行は1936(昭和11)年から。岩手銀行本店の時代の前がありましたか…。
手書きの通帳が新鮮に感じます。
この空間でお金を預けていたんですね。
宮沢賢治さんが生きてたときはまだ岩手銀行は無いので…盛岡銀行だった頃になります。
さて、盛岡城跡を横目で見ながら駅に向かいます。
池の氷が凍ってます。最高気温2度。
午後の2時でも寒いです。
盛岡駅でお昼ごはんにしましょう。
寿々苑(じゅじゅえん)で冷麺をいただきます。
フルーツのトッピングはりんご。自分で食べながら辛さを調節できる「別辛」をチョイス!
半透明の歯ごたえがある麺と、澄んだスープに岩手を感じます。美味しい♪秋冬は梨トッピングのお店が多いのですが、りんごのほうが岩手らしいですね。
つづく