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SL銀河、ファイナルツアーを追ってみた<前編>

SL銀河
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盛岡検修庫

ファイナルツアーが始まります!

みんなで見守る終わりの始まりです。

SL銀河の機関車、C58239が検修庫から出てきました。

盛岡駅

盛岡駅のホームへ行くと、すでに青い車体の旅客車が待っています♪

ホームを挟んだ反対側から、いそいそとお迎えに向かう蒸気機関車C58239。もうすぐガッチャンですよ~

繋がりました!こうやって、蒸気機関車と旅客車が繋がるのを見守りながら、周囲の人たちのが繋がれていったんだなぁと思うと、本当に感慨深い瞬間です。

出発を見送る人々が集まってきました。

それでは、花巻駅に乗客を迎えに行きましょう♪…今日のお客さん、花巻駅で待たないで盛岡駅まで来てる人多くない?先週に引き続き、私は本日も車移動。車内で初顔合わせもありつつ、ナギノ隊も出発です!

石鳥谷

爽やかな笑顔でこちらも元気に♪今日も一日頑張りましょう!

花巻駅 ~Cielarko(チェールアルコ)~

沢山の人がお出迎え。周辺駐車場がほぼ満車になりました。

あ!行程表が特別仕様です!

地元、岩手のみんな。日本全国のみんな。今まで、本当にありがとう。 震災を思い出させる存在、震災を忘れさせる存在として、みんなが沿線でも、車内でも笑顔で手を振り合ってたから、今まで走り続けてこれたよ。 またいつか会えればいいね。 またねーPeace  2023.6.10-11 チームSL銀河

出発を見送りたいのですが、ファイナルということで道路の混み具合が普通ではありません。早めの行動で次に向かいます!

岩手二日町 ~Farmista Domo(ファルミスタ ドーモ)~

岩手二日町駅前では、馬が並走してSL銀河をお出迎え。それを見に沢山の人が来ています。

馬は岩手の産業です。岩手を離れてはじめて、こんなに馬を身近に生活してるのは、他では当たり前ではなかったな…と、知ったんですよ。

遠野駅 ~Folkloro(フォルクローロ)~

遠野駅でSL銀河に追い付きました。

純金もSL銀河に合わせて駅を移動、遠野に来ております。

「SL銀河純金記念小判」の本物。ギラッギラの純金です…輝きすぎて、上手く写真に撮れません(笑)

今日の岩手はとても賑やかで良いですね♪

走らせるチームの集合写真は無いのですが、大変になっています。先週のレポと見比べていただくとわかるのですが、ホームにいる方はほとんどが沿線の一般市民です。(なんでかって?手ぶらだからだよ♪車に置いてきたんだべ。)今日は撮り鉄じゃなくて、ただただSL銀河を愛する人がお別れと存続を願って会いに来ているのです。

平倉 ~Monta Dio(モンタ ディーオ)~

『ポラーノの広場』を駆け抜ける銀河鉄道のようです。宮沢賢治が「これらのわたくしのおはなしは、みんな林や野はらや鉄道線路やらで、虹や月あかりからもらつてきたのです。」と書いたことが、今、誰の目にもわかる形で起きています。

釜石駅 ~La Oceano(ラ オツェアーノ)~

釜石駅構内には沢山のSL銀河への感謝のコーナーがあって、ゆっくりと思い出を振り返られる場所になっています。

釜石駅と言えば大漁旗!SL銀河のお迎えをするために、お仕事を抜けていらっしゃってます♪

SL銀河を、沢山の大漁旗で出迎えます!

釜石駅も大変になりました。沢山の人が別れを惜しんで…涙。

無事の釜石到着に安堵するのと同時に、お別れが近づいていることをお互い寂しく感じています…SL銀河の運行は、明日を残すだけとなりました。

フォルクローロ三陸釜石から

<後編>へ続く