ちょっとクラシカルな駅名標が目につきました。ただいま東京駅です。
そしてお向かいにいるのは「しおさい」です。でも今日は乗りません。東京駅で乗り換えて「聞いたことあるけど行ったことないなぁ」という靖国神社に行くと決めているのです。
岩手県北上市の桜、今見頃。シーズンになると東京駅の壁を満開にしているのが、ナギノの郷里の桜です。北上といえば、やはり美味なるフランス食堂「プティマルミット」に食べに行きたいですねぇ。みなさん、このポスターを見たら岩手に行きましょう!
九段下駅です。靖国神社はこちらの駅が最寄りになります。
目の前に大きな鳥居が見えています。
通りの向こうに見える趣のある物体は常燈明台(じょうとうみょうだい)。
1871年(明治4年)に靖国神社の灯籠として奉納されたもので、東京湾の漁船の目印にもなっていたもの。元々こちら側にあったものが、道路の拡幅工事に伴い1930年(昭和5年)に向こう側に移転したとのことです。
金属供出はここでもですか…。
あちこち戦争に関係したものがあるものの、綺麗に掃除が行き届いていて、想像していたよりもずっと広々して気持ちが良い場所です!
桜の形の陶板が飾られていて、なんだろな?と思ったら、祀られている方の故郷の土で作った「さくら陶板」とのこと。全都道府県あるので、岩手県を探してみました。
ありました!花巻の土です!花巻に焼き物のイメージが無かったのでちょっとビックリ。
ん?この人は誰だろう?武士のようですが…?
ここでようやく靖国神社は、明治天皇の勅命で造られた「対外戦争の戦没者」と「明治維新前後の国事殉難者」が祀られている神社だと知りました。
太平洋戦争戦没者のイメージが強すぎて、それまではどんな方が祀られているのかピンとこなかったり。
戊辰戦争で亡くなった方々達を祀る目的で靖国神社の前身である東京招魂社を造るために関わったのも大村益次郎で、双眼鏡を持って上野公園の方角を見ています。
戊辰戦争は日本国が今の体制になる上で重要な局面の内乱だったと思うのですが、学校ではそこまで詳しく教えないので「基本的にはよく知らない」が前提ですよね。現代の日常における社会の関係性までに係る問題だと思うのですが。
あらん♪拝殿の手前に素敵な雰囲気のカフェレストランが見えます!
食器蚤の市やテラスの雰囲気が遊び心があって楽しそう♪なんだか素敵なので入ってみることにしました。
おぉ!欧風カフェレストランの内装が素敵です♪なにより、どの椅子も座り心地が良さそう。ここ、靖国神社ですよ!?
背中を壁に囲まれた秘密基地のような席をチョイス。やはり隅っこが好きです。壁紙や棚、ランプまで好みで居心地良さそう♪
席からスマホを使ってオーダーするようです。
機械でプリントしたというラテアートが細かいです。ここでも桜柄。かわいい!
素敵なテラス席を店内から。
新緑が綺麗で癒されます。
attic room YASUKUNI GAIENの居心地良さに、予定変更してそのままランチミーティングwキャロット・ラペの付け合せが効いてるフランス風ハラミ焼き。
週替わりランチも全員満足。
ここイイ!月曜はレディースデーでケーキがついてきたよ♪
迫力の神門をくぐったら、あれ!白鳩が!!
真っ白で綺麗です♪しかも鳴き声が聞こえます。
声のする方向に行くと白鳩の鳩舎がありました!真っ白な鳩は1万羽に1羽しか生まれないのに、ここでは約200羽飼育されてるそう。
案内板にも鳩がいますね。
(寄り道しすぎて拝殿に辿り着かないんじゃないかと思ったよ)
つづく