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首都圏キッズとSL銀河<2>

SL銀河

首都圏キッズとSL銀河<1>のつづきです。

ホテルフォルクローロ三陸釜石にチェックインした後、釜石市街に出ました。

ミッフィーのマンホールカードをホテルフォルクローロ三陸釜石と同じ建物(入口別)の釜石観光総合案内所でゲット!

MIFFY CAFE KAMAISHI(ミッフィーカフェかまいし)のマンホール。

ミッフィカフェかまいしのマンホールはMIFFY CAFE KAMAISHIの前です。ここまでホテルフォルクローロ三陸釜石から大人の足で13分くらいです。

座席もメニューも期待通りの可愛さです♪

それではミッフィーを食します!

あ!実は同じメニューでも表情が違っています!

さて、ホテルに戻ってきました。

すやすや眠る子どもたちを見守るSL銀河の旅客車。

ぐんにゃり。撮影者手ブレ。

大人たちは道の駅みやもりで買ってきたビールを味わっておりました。釜石線はビール天国です。つまみ…つまみがありません。これは食べられないんです。

宮沢賢治さんの絵や、SL銀河の設計図…

そして美しい青い車体に乾杯です!

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翌日。

おはようございます。2022年10月9日4:59am、オリオンが高くうたっているうちに目が醒めてしまいました。

こんなに早く起きられるなら、カメラ持ってくれば良かったな。

けど、私の持っているレンズでは、朝焼けとオリオンが同じ画面に入らないから、そこまで広く入るレンズ欲しいなぁ…

美しい銀河の物語が描かれた車体を見ながら考え事です。
ここからは私の考えで、ちょっと文字ばかりになります。

私の考え

来春運行終了が発表されているSL銀河です。

皆に期待されて、復興の願いを込めて復活したSLが牽く列車ですが…どうしてここで終わっちゃうのかな?と。

支援してくれる声が少ないのは、岩手だけを走っていて、その恩恵を受けているのが岩手だけだから?とか思ったり。

存続を願っても、このままで良いわけではないよね?

宮沢賢治さんだったらどうする?

「行ッテ」だよね?

観光列車として待つのではなく、
被災地域にこだわるでもなく、
どこでも「行ッテ」
その美しい車体で魅了してくればいい

そのほうが
岩手は注目される

イーハトーヴは作るもの。
岩手だけがなるものじゃない

どうか
みんなの幸いを願って欲しい

今になって気づかされた

「賢治の名前を背負うから
岩手を走る列車」であることを

少なくとも
私は納得しちゃいけなかった

賢治さんは広い外の世界に出たがってた
私はそれを知っていた

9回の上京も
東京進出計画も
樺太までの乗り鉄旅も
パパとの京都旅行も
箱根の山越えも
大島のラブツアーも

だからSL銀河と宮沢賢治さんが
重なって見えていたよね?

広く走り回って
もっと沢山の人の心に残れば

もっと沢山の人に
存続を望んでもらえた

病弱な身体で望む理想に届かずに
37歳で亡くなった青年と

多くの希望を託されたのに
不調を理由にわずか10年で
存在が消えようとしてる青い列車と

京都駅や萬世橋駅行きたよね?

東京駅の赤煉瓦駅舎復活したから、並んだらきっと綺麗だね。

大島は無理だけど、伊豆高原駅からは大島が見えるよ?

北海道修学旅行もSL銀河で行けたら、どんなにか良いだろう。

そういえばどこに行ったかわかってないけど、水戸にも行ってたよね?

仙台はしょっちゅう

素敵だよね。

SL銀河の「存続」を希望するんじゃなくて、

宮沢賢治さんの夢を叶えるために
広く旅する列車として
SL銀河を存在させてほしい。

SL銀河にはイーハトーヴを体現する存在として生き続けて欲しい。

岩手は実家として堂々と構えていればいい。

聖地巡礼のお客さん、きっと来るから!

こんなに何回も何回も岩手に来て
SL銀河と走って
自分は一体何を考えているんだろうか?と考えていましたが

答えが出ました。

自分の街にもSL銀河を走らせたい人

SL銀河と撮りたい風景がある人

「旅するSL銀河化」に賛同して支援してくれる人を募って、SL銀河を全国を走る列車として存続させたいな。

思いを口にしましたが…さて、どうしましょうか。

とりあえず本日はSL銀河に乗ります。
遠野までなので、プラネタリウムを見て、スゴイカタイアイス食べて…忙しそうです。

つづく

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