三陸鉄道に乗って大槌に行こう!

宮沢賢治と岩手
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なぜ大槌?

SL銀河のパンフレットには大槌町の紹介ページがあります。SL銀河の停車駅ではありませんし、JRの駅でもありません。でもかつてはJRの駅だったとのことで「Lumoturo(ルーモトゥーロ:灯台)」というエスペラント語の愛称がついてます。ゲームのイベントもタイアップで開催されていますし、気になったので行ってみることにしました。

18:01PM もしかしたらどこも店は開いていないかもしれないと思いつつ出発。

17分で大槌駅に着きました。辺りは真っ暗です。

もし何もなければ30分後に釜石に戻る電車が来ます。

大槌駅の外観を見て「あ、知ってる!」と。ひょっこりひょうたん島の形をした駅というのはここでしたか!東日本大震災の津波で駅舎が失われた被害の大きかった地域です。

新型コロナウィルス対策で窓口は閉まっていました。

素敵なスタンプが見えますが、窓口の向こうです。

ひょっこりひょうたん島デザインのスタンプ2種です。

イベントタイアップしている「岬のマヨイガ」です。アニメ作品なんですね。マヨイガ=遠野のイメージなので、岬と言われることがピンと来ていません。物語の中で関係するのでしょうか。

パンフレットでひときわ目を引いた鉄道ダンシ。3人いるのですが、大槌カイは中3の時に東日本大震災で被災。家が津波で流され、父が行方不明という過去を持っております。外見からは想像がつかない内面を色々推測ってしまいます。

ゲームの指定位置まで町を歩きます。静かな夜のせいか建物が建っていない整地の跡が目につきます。

思ったより距離があり、30分以内に戻ってくることができず目の前で電車に行かれてしまいました。

宮沢賢治「旅程幻想」詩碑

おや?駅のそばに、宮沢賢治詩碑があることに気づきました。暗い中なのですが、読んでいて賢治さんの見た幻想と大槌の町の状況が重なってくる気持ちになります。

震災の後、生き残った人が亡くなられた方の分まで生きる責任を感じていること、心の拠り所として宮沢賢治作品があるのだということ。胸に込み上げてくるものがあります。

でもなぜこの作品なのだろう?と。もっと標語的でわかりやすい作品もあるのですから。この作品である理由があるはずです。きっと浜垣誠司さんならご存じだろうとサイトを拝見すると、深い考察と共に「旅程幻想」が選ばれたのは、この作品の舞台が大槌町であるという説があると書かれていました。 

私たちが東日本大震災のことが心に乗っかっているように、津波や地震の被害に対する思いは賢治さんも同じだったと思うのです。

駅前のまるまる横丁。賑わいを感じたので入ってみることにしました。

複数の店舗が入居するプレハブの横丁。閉まってるお店もありますが、提灯の灯りが明るいです。

三陸リアス線全線再開を祝うその横には、人を導き明るく照らす神様たちが祀られています。

この建物に町の人が集まっていそうな雰囲気があります。

提灯を見ていたら飲みたい気分になったのでこちらへ。

カナちゃんと2年振りの再会に乾杯♪今朝からバタバタで、ようやく会話。

ねぎま…ねぎだけ、ももだけ…やっぱねぎま?ひたすらタレしか食べない二人組。「どこから来たの?」と話しかけられて、ここでもご歓談。旅先の一杯は本当に楽しいです〜♪

美味しくいただいて、お店のママさんに笑顔で見送っていただきました!こうして思い出が増えるたびに、幸せを願いたい人が増えていきます。

再び駅に戻って来た時に不敵な眼差しのヤギのラッピング電車が走っていきました。ヤギのイボンヌ、電車にもなっているんですね。イボンヌと赤の組み合わせが脳裏に刻まれていきます。今度見かけたらヤギ乳買ってみよう…。

なんだかこのままずっと乗り続けていたい気持ちになりました。…が、素敵な宿を取っているので釜石に戻ります。

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