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関東の最強パワースポット!レンタカーで日帰り「東国三社めぐり」

ナギノの女子旅

パワースポットが並ぶレイライン、その最東端「太陽のはじまりの地点」に「鹿島神宮(かしまじんぐう)」が位置します。ナギノートでは2021年に電車でめぐりました。

<ナギノート過去の記事>

「青春18きっぷ」を片手に出掛けたのですが、3社を詣でるのは電車では厳しいという結論に至りました。これはこれで楽しかったのですが歩く時間も長くハードで…武闘派旅でした。

今回はよしこちゃんに「車で東国三社巡りをしよう!」と誘われ、レンタカーで行ってみます!車でどのくらいの時間がかかるか参考になるように、時刻を明示していきたいと思います。

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東国三社めぐりとは?

ナギノマニア(?)がいらっしゃいましたら「どっかで見た鹿だなぁ」と言われそうですが…いいんです!春日大社の鹿は鹿島神宮の鹿なんですから!

東国三社とは茨城県と千葉県にまたがる「鹿島神宮・息栖神社・香取神宮」です。三社の位置を結ぶと直角三角形になり、三社を参拝するとご利益がすごいらしいです。そして、美味しい蕎麦と団子が食べられます。

9:15am

2023年4月20日 9:15am、川崎駅前をスタートします。

メンテナンスと接客が好きでトヨタレンタリースをチョイス♪基本料金に保証フルでプラスしてクーポン使って10時間7250円なり。

【東国三社その1】鹿島神宮(かしまじんぐう)

12:05pm

鹿島神宮にやってきました。お腹がすいたので、御手洗池(みたらしいけ)側の駐車場に車を置いてまずは腹ごしらえ!ナビに案内されるままに高速を走って、途中で休憩入れつつ3時間弱かかりました。

御手洗池(みたらしいけ)

古くは西の一の鳥居から舟でこの地まで進み、潔斎をしてから神宮に参拝したとのこと。奥の崖から水が湧いています。

御手洗池に隣接する「湧水茶屋 一休(ひとやすみ)」

地元茨城県産の常陸秋そば粉を神宮の湧水「長命の湧水」で打ったお蕎麦甘味のお店です。

あぁ…おいしいです!地元産の野菜を使った天ぷらもおいしい♪満足です。

以前工事中だった奥宮、綺麗になっていました!パワースポットは奥宮なのでお立ち寄り忘れずに!と言われたりしますが、蕎麦からだと先に奥宮になります。こちらの社殿は徳川家康が建てたんですって!

要石(かなめいし)凹。香取神宮の要石と一対の石です。要石は地震の守り神で、大鯰の頭と尾を抑える杭。見た目は小さいけれど地中部分は大きく、決して抜くことはできないのだそうです。『水戸黄門仁徳録』によれば、水戸藩主徳川光圀(みつくに)が7日7晩要石の周りを掘らせたけれど、穴は翌朝には元に戻ってしまい根元を掘り当てることはできなかったとのこと。水戸光圀、検証の人です!

本殿に向かって鹿島神宮の森を進みます。

767年に藤原氏の氏社、奈良の「春日大社」が創建された時、鹿島神宮から神様を分霊することになり白い神鹿の背に神様を乗せて多くの鹿を引き連れて、トコトコと1年かけて奈良まで行きました。奈良の鹿は鹿島神宮発祥の鹿なのです。

武甕槌大神(たけみかつちのおおかみ)を祀っている鹿島神宮、本殿です。改修中で覆われています。こちらの社殿造営は2代目の徳川秀忠。

13:00pm

本殿の向かいで、物忌様護符(ものいみさまごふ)を購入。さて、前回見れなかった鹿島神宮の神様が最初に降り立ったといわれる「跡宮(あとのみや)」と、物忌様が住んでいたという「物忌館(ものいみやかた)」を回りたいと思います。

ここから御手洗池付近駐車場まで戻るのに15分、車に乗って鹿島神宮から2km離れた跡宮へ向かいます。

跡宮(鹿島神宮境外攝社)

13:40pm

看板によると跡宮は鹿島神・武甕槌神の最初の降臨地と伝えられ、奈良・春日への勧請(神様の分霊)の時も武甕槌神はここから出発したそうです。

神宮の祭祀を司る女性斎主(物忌)が住む物忌館(ものいみやかた)は跡宮の傍…おや?ここかしら?

鹿島神宮 西の一之鳥居

13:55pm

さらに2km移動して鹿島神宮 西の一之鳥居。霞ヶ浦に連なる鰐川に面する現在の鳥居は、水上の鳥居として厳島神社の高さを超える国内最大級の大きさです。お近くの方、毎日縁側から見えるのが羨ましい景色です。

【東国三社その2】息栖神社(いきすじんじゃ)

14:20pm

鹿島神宮から11km、約20分走って息栖神社へ。はじめましての息栖神社。一対として扱われている鹿島・香取の両神宮とどうして並んでいるのかな?と思ったら、こちらの神様は鹿島・香取の神様を出雲に先導した導きの神様とのこと。

14:30pm

息栖神社境内、1円玉に描かれている木ってすごかったことを知りました。

招霊(オガタマ)の木。幸運をもたらす精霊の宿る木です。1円玉はラッキーコインでした!

【東国三社その3】香取神宮(かとりじんぐう)

15:00pm

息栖神社から18.7 km、車で22分、香取神宮の入り口に到着です。香取神宮には門前の茶屋街がありまして…ってあれ?シャッターが下りてる店が目立ちますね。嫌な予感。

え…なんということでしょう…楽しみにしていた団子屋さんが定休日…よよよ…(泣)心が折れた状態ではちょっぴり厳しい坂登りで本殿に向かいます。

15:15pm

香取神宮本殿です。黒くてカッコイイ!これにて三社めぐり達成です!!

15:20pm

本殿に祀られている経津主大神(ふつぬしのおおかみ)の荒御魂(あらみたま)が納められている奥宮。神様、片方の側面だけ森の中に仕舞われています。

そして香取神宮側の要石。鹿島神宮の要石凹と対になる要石凸。こちらはお金がたくさん落ちています。

道の駅さわら

16:30pm

香取神宮最寄りの道の駅「さわら」。こちらで小腹を満たしつつ作戦会議…この後、高速を運転して川崎に戻り、19時前に車を返却しました。

レンタカーで「東国三社めぐり」 の所感

車での日帰り 「東国三社めぐり」は、川崎駅前出発で9時~19時までの約10時間で巡って帰宅することができました。

運転が好きなメンバーがいるのが前提のプランになりますが、日帰りで三社をめぐることができるのはやはり車だったからだと思います。

ただし、経費はけっこうかかりました。参考に今回の代金を記載します。

レンタカー代7,250円(クーポン1,000円使っています。)
高速代(ETC利用)行き3,690円
高速代(ETC利用)帰り3,340円
ガソリン代2,571円

…ここまでで16,851円。二人だったので割って8,000円ちょいちょぃ…

電車や車はプライスレスな思い出をくれますが、「東国三社めぐり」だけを目的にするなら、首都圏発着だとバスツアーのほうがお得だということがわかりました。