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胡四王山からSL銀河を追ってみた

SL銀河

2023年3月11日。今日は釜石でSL銀河とともに追悼したいと思います。

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水沢駅

奥州市の水沢駅です。本日はここから東北本線に乗って北上します。

改めて3月18日のダイヤ改正で「快速アテルイ」廃止を確認。

この「アテルイ」という名称が消えてしまうのがとても寂しいです。

JR北上駅

北上駅で下車します。なんと北上駅の無効印は「おに丸くん」というキャラクターです。イラスト入りのスタンプはテンションが上がります♪さて、本日も小松探検隊に入隊させていただきます!

花巻市内

ここから小松隊長の車で移動します。まずは、ブドリとネリのセブンイレブンで装備を整えます。

最初に登る山は「胡四王山(こしおうざん)」です。

胡四王山

宮沢賢治氏が晩年に病床の枕もとに置いて書き留めていた『雨ニモマケズ手帳』。

11・3のページに有名な『雨ニモマケズ』が書かれているわけですが、別のページには「経埋ムベキ山」として岩手県内の山の名前が列記されています。

経埋ムベキ山。
 旧天山、胡四王、観音山、飯豊森、
 物見崎
 早池峯山、鶏頭山、権現堂山、種山、
 岩手山、駒ヶ岳、姫神山、六角牛山、
 仙人峠、束稲山、駒形山、
 堂ヶ沢山、
 江釣子森山 松倉山、 高倉山
 大森山 草井山 八方山 台山、松倉山
 黒森山、上ン平、東根山、南昌山、
 毒ヶ森、鬼越山、
 岩山 愛宕山、蝶ヶ森、
 篠木峠、
 沼森

「胡四王山」はここに登場します!

そして胡四王山は、宮沢賢治記念館が建っている山でもあります。今日は胡四王神社へ。

賢治さん存命頃は地名を取って「矢沢神社」という名称だったと書かれています。

「経埋ムベキ山」であり、恋した看護婦さんの故郷の方向を見に来ていた場所でもあります。

なにかと賢治さんの思いがあるこの場所で、今日の収穫を祈願…むにゃむにゃ。

奥に景色が開けている場所があって「胡四王山展望案内」の看板が!

賢治ゆかりの地が一望できるようです!

岩手山、早池峰山、SL銀河まで一望できる素晴らしい場所です♪賢治さんお気に入りだったことでしょう。ちなみに、新幹線とちょこっと姫神山も見えました。それではSL銀河を追いかけましょう!

遠野市内

宮守めがね橋の「恋人の聖地」

上郷町の早瀬川足ヶ瀬砂防堰堤(えんてい)「岩手軽便鉄道」の痕跡、足ヶ瀬橋梁跡。足ヶ瀬ー沓掛間が廃止された時の遺構が川の中からのぞいています。

綺麗な湖…水面が凍っています。

釜石市内

ここまででだいぶ探検隊だったのですが、このあと別隊と合流して山へ…

14時46分

試練の山でしたが、無事に間に合って防災無線のサイレンとSL銀河の鎮魂の汽笛と共に静かに黙祷。私が昨年そうだったように、共に祈りたい方に向けて急ぎ汽笛を共有します。

1分のために3時間の登山…凄い人達です!

釜石駅に着くと、いつもの定位置でSL銀河の旅客車がお出迎え♪

せっかく修行したので、タンパク質を調達しないと。

今夜のお宿もホテルフォルクローロ三陸釜石。

お部屋は二人用ですが一人で泊まります。なぜなら、二人部屋じゃないとトレインビューにならないからです。

さ、今夜は何して遊ぼうか♪

夜のSL銀河旅客車

こんな時間に移動を始められると何かあったんじゃないかと目が離せませんね…

夜中に目が覚めて、手前に来た子を発見。

ここで新しいことを試みることにしました!

これはちょっと早すぎました。しかも、テスト中に銀河ちゃんが動き始めてしまったよ!

よし!このスピードでいってみましょう!!私もホテルを出発します♪