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代々木上原と賢治

宮沢賢治と東京

つづき。

見るものは見たのですが、達成感的なものが得られていないので、「最後に風景印取って〆ようかな…」と、心の整理をつけるために郵便局を探すのですが、ことごとく振られます。 無いってさ風景印((´;ω;`)ウゥゥ

あれ? 「近くの郵便局」を検索して移動してきたら、こんなところに来ちゃったよ;

代々木八幡って神社だよね?遺跡ってどういうことなんだろう??

お!思ったよりも広い!!

金魚かわいい。代々木八幡、ノーマークだったけど面白い……賢治さん関係ないけど。よりみちとしての本領。

(。´・ω・)ん?竪穴式住居??なぜ???

八幡さんという神様の概念は、習合されすぎててよくわからない感じですが、ここは更に色々集められてますね……。ざっくり言うとパワースポット化。

あれ!?洞窟の展示でよく見かける人が居るΣ( ̄ロ ̄lll)

周囲が海で、代々木八幡周辺だけが人の住める土地だったそうな。ほぉぉ……これは大変。むしろ、温暖化の未来の姿みたいな絵です。 敷地の中には出世稲荷もあり、周辺の神様の集合住宅になっています。

効率よく御参り完了。

案外と見るところが多いので、面白い場所でした。

あぁぁぁ~という急坂を下ります。このあたりに人はほとんどいないのですが、この坂の向こうにはビックネームな観光地があるのです。ここまで来たら行ってみましょう。たぶん、人がめっちゃいます。

カンカンカンカン……下りきったら電車と遭遇。ここら辺の電車は、地形的に谷底を走らせてる感じですか?

電車の向こうは「春の小川」でした。渋谷区にあったとは聞いてましたが、この辺でしたか。

公園を抜けて…

また公園?

森が深いので、もしかして代々木公園ではないでしょうか…?

竹林。

やはり、森が深くなったあたりから代々木公園だったようです。

ようやくここで、賢治さん関係のものが出現です。(久しぶり)
ナギノートは、宮沢賢治さんのサイトです。

閲兵式の松。もともと代々木公園明治神宮は、もともとは陸軍の代々木練兵場でした。この松の傍らで、天皇陛下を迎えての閲兵式をしたから閲兵式の松。 賢治さん個人の宗教とは別に、日本国民が明治天皇を絶対的な神として崇拝していた時代。戦後生まれとは明らかに違う意識の差があったと思います。

国民の総意として、練兵場に明治天皇を祀る明治神宮が作られ、ボランティアの青年たちの奉仕によって造営され、賢治さんも出来たばかりの明治神宮を見に来ています。

1964年の東京オリンピックの時、オランダ選手の宿舎として使われた建物。施設内は老朽化が進んでいて入れません。

代々木公園、原宿駅方面入り口。ということで、目の前は明治神宮入り口。

突如、観光客急増。

本日の、ラスト宮沢賢治スポットです。

1921年(大正10年)1月25日(火)賢治さんが来ました。前日、家出して東京に来て、日本橋の小林さん宅に一泊。翌日来ました。明治神宮が1920年(大正9年)11月1日創建なので、出来て3ヵ月以内。出来立てほやほや。

後年、明治天皇の誕生日である11月3日に「雨ニモマケズ」が書かれていることを考えても…重要なんだろうなぁ…

平時でこれだけの人出なら、初詣はこのあたりもギウギウギウギウなのかしら?日本一初詣の人出が多い明治神宮。(ナギノ初詣@川崎大師。こっちもギウギウ。)

本殿の後ろに、建設中の国立競技場のクレーンが見えてるところが、今の時節柄?令和元年の「今」です。オリンピックイヤーの2020年は、明治神宮創建100年にあたります。何かするのかな?創建当時の写真資料集が出るなら欲しいなぁ。

来た道とは違う道に向かいまして……

JR代々木駅も近いのですが、本日は広く散歩しすぎたので、目の前の北参道駅から帰ります。

歩きました。こんなに長々歩いたのに、グルメ要素無くてすみません。 本日よりみちばかり(笑)。 おしまい。

前の話

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今回のノートは、ひとり東京さんぽ withよりみちノート (よりみちムック)に付録としてついていた、ちょっとだけ範囲の違うマップの東京よりみちノートです。

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