香取神宮編
→鹿島神宮編からのつづき
鹿島神宮駅を出発し、鹿島線で佐原方面へ。香取駅を目指します。
それでは香取神宮に向かいまーす♪
17分で香取駅に着きました。
予告が貼り出されていました。こちらの駅には、あの超高級列車トランスイート四季島が来るそうです。
ぬぬ…出だしから踏み切りで捕まっちゃった…
踏切から4分。なにやら煙がもくもく。目の前には神道山古墳群、看板には「←香取神宮」とありますが、香取神宮は影も形も見えず…大冒険の予感しかしません。
かれこれ15分、このような景色が続いております。どのあたりが香取神宮なのでしょうか…。疑問に思う暇があったら進みますか。
14:07pm、ここであと800mですか!しかも、ここから道が上り坂です(つД`)ノ
なんもない!
着いたっ!奥宮だ♪14:27pm、看板から20分、駅からは40分かかってますー。修行の道のりでした!
香取神宮の神・経津主神(ふつぬしのおおかみ)の荒ぶる御魂が祀られているという奥宮です。
周囲の竹林も猛々しい様子。
経津主神の荒御魂(あらみたま)がここに。
香取神宮奥宮御朱印いただきました♪…要石?
「石」は「意志」に通じる、念(おも)いかなう要石
ちょこん♪
オオナマズを封じたという要石です。
水戸黄門のモデルになった徳川光圀が貞享元年(1684年)に香取神宮を参拝した際、要石の周りを掘らせたが根元には届かなかったというエピソードが書かれていました。学問追求の人らしく、大鯰伝説の真偽を確認するために掘らせたのでしょうが、神を恐れず真実を探究するのも光圀らしくて素敵です。
なんと、香取神宮の要石は「凸」で、鹿島神宮にも対になる「凹」の要石あったとのこと!見逃したな〜。けど、気づいて良かった。鹿島神宮に行く機会をまた作ります。
ここの山は、どの空間も力強く美しいです。
ようやく表参道に合流しました。いよいよ本殿を目指します!
なんと表参道も登り…
さらに階段。
休憩を兼ねて解説看板で足を止めます。香取神宮が祀っている神・経津主神は「古事記」には出てこないそう。古事記と日本書紀の編纂意図を知る上で「出てこない神」は鍵になりそうですね。日高見国平定において、鹿島・香取は最前線であり、ここで祀られる神が東征の大義名分だったでしょうから私も気になります。
香取神宮本殿、行列です。いつも日曜日はこんな感じなのでしょうか?
大祓の茅の輪があります。そうか〜、これを順番にくぐるからの渋滞なんですね。まだ12月中旬ですが、くぐれて得した気分♪
圧倒的存在感、重厚な社殿を彩る極彩色。力強く上品です。素敵♪
御朱印いただきました♪本殿行列にならんでからここまで15分。そんなに時間が経過していないのに長く感じたのは寒さのせいかもしれません。
ここで一息ついて元気回復しましょ♪
店内、腰が落ち着く居心地の良さです。
やわらかなお団子に香ばしい焼き目とあまじょっぱい餡をまとった「みたらし」、きなことあんこのコールアンドレスポンスが効いてるヨモギたっぷり「草だんご」。ハードな工程で香取だんごが美味しすぎます。おかわり♪これで帰りも頑張れそう!
16時を過ぎて日が傾いてきました。帰りも真冬の大冒険。
田んぼが凍っています〜。急激に気温が低くなってきて、心細いですねぇ。
行きには気づかなかったカラスウリを発見!暖かみのある真っ赤な実が可愛くて、テンション上がります♪
16:26pm、月が出ちゃった。
本日、満月です。パワースポット巡りには良い日でしたね。
あっ…行っちゃった…。そう、最初に捕まった踏切まで回り込まないと乗車できないのです。見た目より距離があります。
香取駅。無人駅に限って45分電車来ない(笑)どうするー?
あぁ…月が綺麗だ…🌕 pic.twitter.com/pWnzX1Dajb
— アトリエナギノ+Fe【ナギノート】 (@naginote_tokyo) December 19, 2021
吹き抜けの香取駅で電車待ちは厳しいと判断し、15分後に来た逆方向の電車に乗って銚子駅に来ました!
スタンプありました!有人駅って素晴らしい♪
駅前もライトアップされています。自然が恋しくて旅に出たのですが、夜になると街の灯りが恋しくなります。駅のNewDaysがご当地感満載で楽しめそうです。
銚子に寄ったことでお土産色々ゲット。旅に出たのにお土産を買う発想になっていなかったことに気づきました。海産物加工品や醤油、銚子電鉄のぬれ煎餅など銚子らしい品揃えで、お土産は「銚子に行ってきました」感がすごいです。15分ほどの滞在でしたが、銚子時間充実。銚子周りルートは多少遠くなったとしても充実度は上がると学びました。
銚子駅から総武本線、佐倉駅で横須賀線直通に乗り換えました。これで一直線に帰宅です。さすが武神・香取大明神らしい試練でしたが、充足の旅でした〜♪