東所沢駅

2025年8月6日、猛暑ですがJR武蔵野線・東所沢駅にやって来ました。今日は2020年11月6日にオープンした博物館・アニメミュージアム・体験型書店・神社などの複合施設「ところざわサクラタウン」に行ってみたいと思います。

道のりは単純ですが片道15分。まっすぐ進んで、東所沢公園を横切ると目の前のようです。

うぅぅ…日傘をさしていますが暑い。けど、KADOKAWAによる日本最大級のポップカルチャー発信拠点と公式ページに書いてあったので、行ったら楽しいに違いありません。下を向いて歩いていると、歩道のマンホール、「ガンダム」です。他にも、KADOKAWA作品のカラーマンホールが多数。
ところざわサクラタウン

駅から徒歩15分、公園の向こうに「ところざわサクラタウン」が見えました!
角川武蔵野ミュージアム

真っ先に目を惹く岩のような建物!これが「角川武蔵野ミュージアム」です。ルネ・マグリットの絵画「ピレネーの城」みたい♪隈研吾建築都市設計事務所がデザイン監修しています。

岩のような建物は5階建てで、それぞれが劇場・ミュージアム・図書室・美術館になっていて、入場料がかかります。「角川武蔵野ミュージアム」といえば!の、本棚がすごい部屋は「本棚劇場」という名称で、スタンダードチケットかパスポートを購入すると見学できるようです。スタンダードチケットを購入しました。
本棚劇場へ

本棚劇場に向かう通路は本棚!ところどころ本以外の物も展示していますが、歴史・文学・サブカルチャー・コミック…気になるタイトルがいっぱいです。椅子やベンチもたくさん置いてあるので、展示の一部のように読み耽っているお客さんもいます。

突き当たりが「本棚劇場」です。4・5階吹き抜けで天井までの本棚!大迫力です。ここ、見覚えありませんか?

オープンした年の暮れに、紅白歌合戦でYOASOBIが「夜に駆ける」を歌った場所です。あの時は足元まで本でしたね。

振り返っても本棚。ぐるり一周、本に囲まれた部屋です。

実はこちら、毎時00分、20分、40分と20分ごとにプロジェクションマッピングが上映されます。企画展「昭和100年展」と連動した内容で、音楽と映像だけでなく、ストーリーと書棚も連動していて面白かったです。

同じチケットで1階のマンガ・ラノベ図書館も利用できます。夏休み中とあって、くつろいで読んでいる親子がたくさんいて、気になったコミックは大体誰かが読んでいる感じでした。近かったら通って、朝から来てずーっと読み耽ってしまうだろうなぁ。
角川食堂

隣接の建物3階に「角川食堂」というお店があり、ビュッフェ形式で地元埼玉の食材がいただけます。

名物は「角川名物あいがけカレー」というスパイスカレー。とても風味が良くて、トッピングも豊富。ビュッフェの料金は2,480円ですが、このスパイスカレーで7割くらい元取れたのでは?というクオリティです。

でも、カレー以外のメニューも豊富で悩みます。ホテルビュッフェ並みのクオリティで綺麗ですし、狭山茶・味噌ポテト・武蔵野うどんといった地元のお料理もあって、観光客も大満足。

カレーを小さめの器にして、色々楽しみます♪どれも美味しい〜。食べに来るだけでも、満足かも。陶器の器が金継ぎっぽくしてるのもあって、日本の文化を発信しているという意識を感じました。
武蔵野坐令和神社(むさしのにます うるわしき やまとの みやしろ)

2020年、令和になって創建された神社です。

狛犬(ニホンオオカミ)が土屋仁応氏、天井画(鳳凰)が天野喜孝氏の作で、どちらも好きなアーティストさん。ガラス越しですが、作品が見れて嬉しいです。「白狼祭」というお祭りの日に、近くで拝見するチャンスがあるようです。

KADOKAWAの神社らしい「締切守」。これ、「守れるように」なのか「守ってもらえるように」なのか、使い所が気になります。

御朱印は、季節や月齢など種類があり、今日の天気を象徴するかのような「蒼穹」に惹かれてこちらにしました。…ところが、突然怪しい雲が…「もしかして、降ったら雨の御朱印出るんですか?」と巫女さんに尋ねると「傘をさしている方がいたら」と。

まもなく雷鳴と共に雨。見事、雨の御朱印もいただきました。恵の雨で少し気温が下がった中、帰りたいと思います。