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「すずめの戸締り」のあの扉もあった!釜石・宮古をドライブしてみた

ナギノの女子旅

2023年、9月の3連休を前に岩手にやってきました。どうやらイベントがいっぱいあるみたい。3連休を前に、フリーの金曜日をドライブで楽しんでみました♪

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JR釜石駅・SL検修庫

とりあえずここに来てしまう…

2023年9月15日、おはようございます!早起きしたのでドライブに出てみました。ただいま午前8:16。水沢を出たのが6:45でしたので、ちょうど1時間半で「釜石SL検修庫」前に到着しました!

もはや「SL銀河」の聖地巡礼(笑)

「SL銀河」を追いかけていた頃は、釜石自動車道を乗ったり降りたりで半日でしたので、乗り通すと意外と近いことにびっくり!岩手内陸部を南北に縦断している4号線沿い、水沢~花巻周辺は1時間半前後で着くようです。SL運行時から話題になっていた、「転車台前の骨付き肉」は今日も健在です。

さっそくSL銀河を応援する同志と立ち話(笑)愛の詰まったカプセルをいただきました♪ 岩手県民の朝は早い!

釜石では釜石鵜住居復興スタジアムで「釜石まんぷくフェス」開催。この週末、県内どこでもイベント状態のようです。

さて、釜石はちょうど沿岸部の真ん中あたり。北上して宮古へ行くか、南下して陸前高田に行くか…どちらも見どころがあります。迷っていたら「昼に宮古で会おう」連絡が入ったので北へ!

宮古駅

釜石駅から1時間弱運転して宮古駅に着きました。約束の正午より早め着。宮古に行くことがあれば…と、頼まれていたおつかいもあるので、車は駐車場へ。駅前散策をしましょう。宮古の後は、観光しようか水沢戻って昼寝しようか…。

本州最東端みやこ。すごく綺麗な青と赤のポスター…

はっ!宮古といえば「浄土ヶ浜」でしたね…そういえば行ったこと無かった…これはこの機会に行っておかないとですね。

映画「すずめの戸締り」!こちらの扉も宮古でしたか!!なんと主人公、岩手の子だそうな。「あの扉」の場所を非常に詳しく教えていただきました。後で行ってみましょう。

パティスリーレ・ド・シェーブル(イボンヌ)

2022年6月11日:ファイナルの1年前にフォルクローロ三陸釜石に宿泊して撮影

「SL銀河」を追いかけていたとき、いつも気になっていた目力の強いヤギ「イボンヌ」。そのお店が宮古駅前にあって、現地に行くことがあれば「クリームパン」を食べるべし!と聞いていたのです。

情報はそれだけだったのですが、車両同様のインパクトでお店はすぐにわかりました(笑)ですが、こちらはスイーツのショップで、パンは岩手銀行の角を曲がったところとのこと。

ありました!こちら「POST BAKERY(ポストベーカリー)」、シンプルながら可愛い造りです。

自社の牧場でとれたヤギミルクを使ったクリームパンとクッキーを購入。水沢から宮古は公共交通機関だと4時間かかるので、東京以上に遠いのです。きっと東京土産より珍しいに違いありません。

イボンヌとは違ったテイストの、これまた可愛いヤギの紙袋♪後ろに見える「カフェ・ビストロ レ・ド・シェーブル」も系列のレストラン。ここの一角にド・シェーブル系列3店舗が集中しています。ド・シェーブル(フランス語でヤギのミルク)の名前の通り、ヤギのミルクを使った商品を中心にそれぞれの店舗でしか味わえないものが提供されています。

さんてつや

駅に戻ってきて、隣の三鉄グッズと土産物のお店「さんてつや」でお買い物。500円以上買うと「鉄カード」をいただけるということで、お土産に飲み物も買い足しました。カードの種類はもちろん「三陸鉄道」!

蛇の目「瓶ドン」

ランチを頂戴しながら、面会です。再会&はじめましての続きのお話し(笑)前回初対面でしたが、共通点も多数発覚し、尽きないお話♪「瓶ドン」、実はお土産で買うものの、自分が食べるのは初でした。大好きなウニ・いくらに続き…ホヤがあまりに美味しくて、ここの瓶ドンは新鮮なネタをわざわざ瓶に詰めているようです。保存や移動のためではなく、本場は「あえて」瓶に詰めるスタイルなんですね!!

宮古駅散策

宮古駅ビュー。「あまちゃん列車」が居ます。

宮古駅前に石碑と動輪の集まった一角が…

C58283号は昭和19年3月12日に山田線内で雪崩に逢って脱線。重傷を負った中で任務を全うした機関士と、看護した機関助士の精神を伝える碑です。二人の想いは解体されたC58283とずっと一緒に…。

お昼休みにお付き合いいただいたお礼を述べて別れ、国指定名勝の極楽浄土に向かいます!

浄土ヶ浜(じょうどがはま)

周囲は団体とカップルばかりで、お一人様がパッと見で自分だけです(笑)ウミネコも団体様。

ミーミー言っててかわいい♪人馴れしていて、近づいても逃げませんね。

ポスターなどで有名な白い浜までは、駐車場から10分ほど歩きます。

遂にはじめての浄土ケ浜!

看板無し浄土ケ浜。綺麗ですね!ただ…ここは人が多くて、盛岡駅コンコースの密度に近いです。さすが国指定名勝!けど、もうちょっと左側から見たいかな…

背後に「浄土ケ浜レストハウス」という建物がありました。あそこに行ってみましょう!気になったのが屋根の下の印が津波到達ライン…建物とほぼ同じ高さまで津波が到達したんですね。

 浄土ケ浜レストハウス  

おぉぉ!浄土ケ浜レストハウスのパノラマビュー!!すごい迫力です。

浄土ケ浜レストハウスから、美しい岩と白い浜の全景を収めることができました♪さて、「あの扉」を探しながら帰ります!

宮古運動公園陸上競技場

宮古運動公園陸上競技場の向かい、川秀宮古工場の隣にポツンと「あの扉」があると案内されたのですが、駐車場に入ると潮騒だけが聞こえて私がポツンです(笑)

あの扉

あ、本当に唐突にポツンと扉がありました(笑)この扉、どうなっているかは動画をご覧ください。

宮守めがね橋

帰り道、めがね橋を見たくなって高速道路を降りました…私一人だけです。幻でもいいからSL銀河来ないかなぁ…

そのまま脇道に逸れて、夕日に照らされた黄金田の間の道を走って帰りました…どこ走ってるかわからなくなったけど、たぶんいつか知ってる道に出るでしょう…と。綺麗…それにしても人見ないね。SL銀河運行時はあんなにいっぱいいたのにね。

※水沢に着くころ辺りは真っ暗になっていました。迷ったんじゃなくて気ままに走ったんですって!