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天昌寺町、盛岡車両センターのあたりに行ってみた

ナギノの女子旅

イーハトーヴ行きのご案内〜H5系はやぶさに乗って東京駅から盛岡駅まで〜のつづき

岩手県に来ています。盛岡駅西口通路は岩手山を背景に電車が行き交っているのが見えます。このピンクの子はどこを走っているんだろう?地図で見ると山田線のようです。

この先に車両基地があるみたいなので行ってみましょう♪

マリオスやアイーナといった駅前の複合施設ビルを左に見つつ、線路沿いに岩手山に向かって歩いて行きます。

約1.5km、電車がいっぱい見えてきました。盛岡車両センターです。東北本線(在来線)の車両がお出迎え♪

あ!大船渡線を走ってる車両だ!

沢山います!!一番左の青色のお星様が書いてある車両はなんだろう?

イイ角度だと網越し

IGR岩手銀河鉄道のキャラクターぎんがくんですね。星が描かれていて綺麗なデザインです。

と、滝沢市キャラクターちゃぐぽん!?ということは、こちらコラボラッピングのようです。

きらりちゃん×ぎんがくん×ちゃぐぽん。仲良さそうで和みます。

これは!反対側から見ると全然デザイン違うじゃないですか!しかも、反対面こそカードになってるデザイン!

ひときわ目を引くデザインの車両がありますね。「あすなろ」って書いてあります。おぉ〜リゾートあすなろです!

IGRの一般色車両もいました!ここはIGRいわて銀河鉄道JR東日本が一緒に使っている車両基地のようです。

ここから行き止まりで入れないのですが、森の向こうに道路から見える場所がありそうなので、そちらに移動してみましょう。

途中、盛岡中屋敷郵便局があり風景印いただきました。岩手山と天昌寺のケヤキです。今の徘徊と連動する絵柄で嬉しいです。天昌寺は車両センターのある地名であり、今、迂回してる森のお寺の名前でもあります。

前九年の役で滅亡した安倍氏の最終決戦の地であることを示す案内板がありました。胆沢城周辺で育った者として、中世の岩手の歴史がふわっとした感じになっていることに色々思うことがあるのですが、今日のところは「私もさっき神奈川県から来ました」と。

厨川柵(くりやがわのさく)。戦の拠点はだろうに「」って呼ぶのはなぜだろう?中央政府目線の教科書では蝦夷で片づけられてしまっている歴史です。アイヌと関連があって、独自文化が形成され、こちら側にも国があったのに、VS桓武天皇のあたりからしか様子がわからない。機会がきたら詳しく書きたいです。

車両センターが見えてきました。まだ15時18分なのに日が傾いています。岩手の日暮れは早いです。

1つ新しそうな車庫がありますが、シャッターが閉まっていて中は見えませんでした。周囲には東北本線の紫の車両が並んでいます。この基地のどこかにSL銀河の客車がいるはずなのですが、見ることはできませんでした。明日のお楽しみですね。

盛岡車両センターは敷地内に入ることはできませんが、周囲がひらけているので沢山の車両を見ることができました。中世の東北史にも縁の深い場所なので、併せて楽しめると意義深いです。

天使の梯子がかかっています。綺麗な空を見ながら盛岡駅に戻ります。それはそうと暮れてますね…盛岡ー花巻が40分なので、今日の花巻は夜活決定です。

つづく