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1921年(大正10年)1月23日に家出、上京した宮沢賢治さん。8月まで半年以上東京に住んでいました。……帰郷の予定で上京していないので、滞在というより居住と言ってあげたいです。
その間、4月中旬には、親友の保阪嘉内・恩師の関豊太郎教授と3人で、“荒川堤の桜”(現:足立区小台・江北)に出かけたと推定されています。
親友と恩師と荒川の桜見物
この説は、宮沢賢治研究者:宮澤俊司さんによるものです。江戸っ子の宮澤さん、ナギノが岩手で学芸員だった時に知り合い、既に10年以上の付き合いなのですが、ナギノは1921年の花見の話が理解が難しいのです。
隅田川も荒川も、土地勘が無いせいなのか追えないんですよ……と、正直な感想を申し上げますと、
「隅田川が荒川になっちゃったんだよ」と、ボソリ。
え、そんな大きな名前の川の名前変わっちゃうんですか?と驚いたのですが、これが住人もよくわからないうちに変えられた挙句、「住民はそう呼んでいる」「行政的には正式名称はこちら」的な感じで色々と混沌としており、なるほど、前提である名称が入れ替わってしまっては難解です。
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王子駅ホーム。降りたらすぐ目の前の飛鳥山でポツポツ桜が咲いています。賢治さんと一緒に花見をした関先生の住まいは、この近く。飛鳥山の反対側なので、単なる花見ならば飛鳥山ですればよいのです。もし、花見の場所が荒川堤ならば、なぜ、わざわざ荒川堤に行ったんでしょう?というのが私の疑問です。
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『キングダム』『なつぞら』……で、『渋沢栄一』なの?と、大いに期待しています。
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改札出て側におそば屋さんを発見!早速入って見ましょう♪
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ショーケースに天ぷらが盛ってあって、かき揚げという選択肢は正しかったんだろうか?と、待っている間に心はブレブレ。
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かき揚げ蕎麦。初めてのお店ではかき揚げ蕎麦を頼んじゃいます。
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面白いメニューがあったのに、食べた後に気づいちゃいました;じゃ、次の機会はむじなでw
待ち合わせまでまだ時間があるので、周辺チェックします。
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ぅわー;キッツー!
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ぐるっとな!の反対側は勾配がキツイ!
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頑張る都電の後ろの高架に、京浜東北線・東北新幹線・上野東京ラインが速度落としてなだれ込んでくるので、見飽きない飛鳥山。
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………ちがくて!今日のテーマは『桜』です。賢治さん、桜に対してはツンデレなので、都内の明治期からの桜の名所は押さえてるんじゃないかな~~~と、この頃思うのです。
というわけで、飛鳥山山頂に。
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イイ感じに高すぎないこんもり感。ハイシーズンには駅からも一目のピンクの小山になることでしょう。
戦前の様子を見ると、花見は食べ物・飲み物・芸人など、現代以上の「飲めや歌えやウハハハハハ」の混沌とした大騒ぎだったようです。
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これもう、全く私の趣味の話なのですが、お祭りの本番より「前夜」が好きなんです。楽しいことの支度をして「いよいよだぞ~」っていう、静かな中にテンションが沸々としてる感じです。なので、ナギノートは「いざ当日」を外してる感があります。あしからず。
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さっきは見るだけだった電車に乗車します。急勾配とは逆方向、三ノ輪方面へ。満員電車で生活道路を走って5駅。小台駅に到着です。
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「ここ、賢治さんも歩いた道ですよ」と宮澤さんに教えていただいて、思わず「なんでわかるんですか?」と尋ねてしまったのですが、こちら、新井薬師に至る有名な参道だったようなのです。
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なるほど。言われてみれば、そもそも地図を見ても、小台本村は、ここ以外に道らしい道もありません。
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改めまして、賢治さんも歩いた道です。
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「これ隅田川。俺が子どもの頃は荒川って呼ばれてたんだけどね。」
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「荒川商業高等学校だけど、あそこは足立区なんだ。」
左後方にあらかわ遊園が見え、あれは荒川区なんだけど荒川ではなく隅田川に面しています。隅田川が荒川だった名残でしょうか。混沌としています。
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つまり……
荒川区には荒川ナーイ!
旧荒川が現隅田川、荒川放水路が現荒川
桜以前に川の名称が変わっていることが大きな混乱の原因なのですが、ここで重要なカギになるのが「荒川放水路」という計画です。
荒川。名前からして暴れ川なのが容易に想像がつきます。あまりの被害に1911年(明治44年)根本的な首都の水害対策の必要性から利根川・多摩川よりも優先して荒川の治水対策を計画をします。それが「荒川放水路」です。1913年(大正2年)から17年がかりの難工事を経て1930年(昭和5年)に完成します。
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それ以後、東京は洪水に見舞われることはなくなり、1965年(昭和40年)に「荒川放水路」が正式に「荒川の本流」と定められ、「旧荒川」が「隅田川」になりました。それまでは、千住大橋付近までが荒川、そこから下流域が隅田川でした。
えーと……と、いうことは賢治さんが花見をした1921年(大正10年)は隅田川が荒川で、荒川放水路は工事中ということになります。
ちなみに、荒川放水路完成前の荒川はしばしば本流が移動していたようなので、いつの時代も荒川が関係する時は要注意です。いえいえ、川はいつだって要注意ですね。いままでの賢治さんの足跡も、川が道路になっている場所が色々ありましたから、川は移ろうものと思って受け入れましょう。
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荒川・隅田川。こんなに混沌としていて、外から来た人に区別はつくんでしょうか???同郷の先輩として、賢治さんは区別がついていたのでしょうか?(岩手県人目線思考)
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荒川の堤防を目前に西新井大師道を示すものを発見です。
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なるほど……これは西新井大師までの道のりをフルで歩いても面白いかもしれません。
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そして、堤防にあがります。
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荒川の向こうには大きな道路がありますね!
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橋に桜の装飾。桜の町として力を入れている感じが出ています。
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河原広いですが……何も無いですね。道だけです。
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なんだか、すごい空中立体交差です!「うわー、迫力!!」と感想をもらしたら、「あれ?川崎から来たんだよね?珍しい??」と突っ込まれました;
幸区には立体交差ビューはありません……。
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ここで、ツツツツツー……と、右に堤防を下ります。
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右、西新井の案内があるこの場所に、五色堤公園があります。
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桜の木が植えられていますが、開花前なので「おぉっ」という感じは無く、人もいません。石碑があります。読んでみましょう。
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明治時代の末頃、このあたりの土手の桜は「荒川の五色桜」と呼ばれ、世界的に有名な桜の名所でした。ワシントンのポトマック公園の桜も、明治45年当時の東京市長尾崎行雄が、江北の桜を贈ったものです。
その後、この五色桜は土手の改修工事などで伐られたりして衰え始め、終戦後の昭和22年頃には全滅してしまいました。(なんと……!)
足立区では昭和27年、ワシントンからもらった桜を中心に復活をはかりましたが、障害が多くあまり成功しませんでした。今般の高速道路工事のため、その桜は大部分が当公園に移植されました。
公園名は荒川堤の五色桜にちなみ「五色堤」と名付け、区では昭和57年、区政50周年を記念して第二回目の里帰りをした桜も、この公園に植えることにしました。
どうか皆さんこの歴史ある桜を愛し、大切に育ててください。
昭和56年3月 東京都足立区
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えーと……と、思ったら、隣に訳文の看板があったので楽しましょう。でも、こちらの看板も痛みがひどいので読みづらいです。
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この石碑は、東京都市計画道路補助線113号線築造工事に支障となり
(土地勘無いのでイマイチわからないのですが、環七のことでしょうか?)江北二丁目五十七番地先よりこの場所に移転されたものです。なお、この栽櫻記の訳文は、次のとおりです。
(表訳文)
栽櫻記
武州荒川堤ハ、熊谷ニ起コリ千住ニ至ル。延亘(エンセン)スルコト十数里、俚俗(リゾク)謂ク所ノ熊谷堤ナリ。其ノ江北西新井ノ村ニ係(カカ)ルモノハ、堤路凸凹(オウトツ)、行歩スルコト甚ダ艱(カタ)シ。子(ワレ)甞(カ)ツテ之(コレ)ヲ修メント欲シテ、當路ニ獻言シタレドモ報(ムク)イラレズ。
洪基君。管内を巡視スルノ次(ツイテ)、予ノ家ニ憩(イコ)フ。乃懇請スルニ企圖(キト)スル所ヲ以テス。君、其ノ請(コヒ)ヲ允(ユル)セリ。越エテ明年工ヲ起コス。工竣(オワ)ル。乃謂(オモエ)ラク、櫻樹ヲ堤上ニ種(ウエ)レバ、春ル則チ花ヲ賞シ、夏ハ則チ暑ヲ避(サ)ク。未(イマ)ダ必ズシモ世ニ裨益(ヒエキ)スルコト無シトセズ、ト。乃チ之(コレ)を郡長尾崎斑象氏ニ謀(ハカ)ル。氏、稱賛シテ措(オ)カズ。因(ヨ)リテ同志ノ者ト胥議(アイハカ)リ、醵(キョ)金シテ其ノ費ニ充(ア)ツ。遂ニ數(数)十種ノ櫻三千餘株ヲ植工。實ニ十九年三月ナリ。爾来(ジライ)五裘(ゴキュウ)葛(カツ)ヲ經(ヘ)テ、樹ハ稍(ヤヤ)長ズ。夫(ソ)レ、櫻花ノ勝タル、西ニ芳(ヨシ)野嵐山アリ、東ニ東台墨陀(トウダイボクダ)アリ。然(シコ)ウシテ彼は則チ昔時(セキジ)帝都ノ在ル所、此ハ則チ今日帝都ノ在ル所、安(イヅク)ンゾ此ヲシテ彼ニ遜色アラシムベケヤ。衆(シュウ)ノ此ノ舉(キョ)アル、亦タ徒爾(トジ)ナラザルナリ。嗚呼(アア)、修堤ノ業ハ渡邊君ノ採納(サイノウ)ニ成リ、栽櫻ノ功ハ尾崎氏ノ賛襄ニ由(ヨ)ル。而シテ有志ノ者ノ力、亦タ興(アヅカ)ッテ少(スク)ナカラズ。今ヤ、稱(トナエ)テ東都ノ勝ノ彼ニ過グルト日(イ)フハ、蓋(ケダシ)溢美(イツビ)ニ非ルナリ。况ンヤ數十年後、春風駘蕩ノ日ニ方(アタ)リテ。芳雲爛漫、謂ク所ノ白銀世界ナルモノ、必ズ期スベキカ。乃チ之(コレ)ヲ記ス。
明治二十四年四月 清水謙吾識(シルス)
(裏訳文)
栽櫻記ハ、淡如(タンジョ)清水翁ノ甞テ自ラ荒川堤ノ栽櫻ノ亊歴ヲ識(シル)ス所ナリ。信ヲ取ルコト焉(コレ)ニ過グルモノ莫(ナ)シ。大正十四年六月、里人胥(アイ)識(ハカ)リ、此ヲ石ニ刻ミ以テ不朽(キュウ)を謀(ハカ)ル。蓋(ケダ)シ必ズシモ文ヲ傳ヘントスルニハ非ズ、其ノ實ヲ傳ヘント欲スルナリ。
首唱者 江北村作楽會建之
昭和六十年一月吉日 足立区役所
看板を見入っていると、「五色桜は農商試験場の先生が植えたんだよ。」と、宮澤さん。「そこが放水路建設で伐採されて無くなるから、見に行くことになっての花見だったんじゃないかな。」と。
関先生や同僚が植えた立派な桜たちが無くなる。そこで、愛弟子たちと花見をすることになった。
飛鳥山ではなく、ここまで来た理由はこれなんですね。
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ようやく江北荒川堤五色の桜の面影を感じる景色が!!!
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連結する左の道路は、堤下になるので、下がって行っています。
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フェンスの奥に鳥居が見えます。氷川神社です。
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素敵な桜並木……ですが、宴会を広げる場所は無さそうです。
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五色ではなく一種類ですね……。
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オカメザクラ。イギリスで交配されて逆輸入された品種という説明をいただきつつ……
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花が恥ずかしがってうつむいています(*ノωノ)
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新たに荒川沿いに五色桜の景色を復活させようという試みが見られました。この広い場所に、五色の桜が咲き乱れる景色が見られる日が来るのかもしれません。
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今の滔々とした流れの荒川を見ながら、昔はこれほどの水量が無かったことや、この川の中に五色の桜の名所があって、賢治さんが恩師と親友と花見をしていたんだなぁ……と、水の底の夢のような時間を思いました。
(御所湖のオパールの話の時も同じく水に沈んだ賢治さんの思い出でしたね……。)
家出中の賢治さん25歳・同僚と植えた思い出の桜が伐採されてしまう関先生・母が亡くなった悲しみの中にいる保阪さん……どういう状況でこの3人は今会うことになったのでしょうか。
25歳の賢治さんは、日蓮上人と国柱会に心酔して、片っ端から周囲に入会を勧めていた印象があるので、この時期に「それは置いておいて花見をしましょうか」という展開になるんでしょうか?
(今、答えがでるものでもないので、この問題は傍らに置いておきますね。)
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橋を渡りました。賢治さんたち一行は花見の後は元来た道を引き返したのでしょうか?
ここから北千住駅までの道も、浮世絵に描かれた街道であり、桜の名所なのでもしかしたら北千住駅まで歩いたかも?ということで、歩いてみます。
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堤防の高さの差。荒川の堤防からグイッと下がっています。
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下がったのですが、更に下っています。
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下りきったつもりの交差点。実は横断歩道を渡ったところで、もう一段下がります。
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階段に注目です。
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この段差が元堤な感じが出ています。今立っている場所が墨堤。
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今の荒川の堤防がどれだけ嵩上げされているか……荒川放水路が今のスーパー堤防計画並みの事業だったことを実感します。
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ここの桜も若いですね……この歩道の幅では、難しいのかもしれません。
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今日の探検はこれにておしまいです。小台駅から約4時間に及ぶ歩行となりました。宮澤さん、なかなか理解が追い付いていないナギノですが、本日は知ったことの多い散策となりました。本当にありがとうございます。私も、荒川堤五色桜復活の計画の行方を見守りつつ、賢治さんと恩師と親友の再会の観桜の日について理解を深めていけたらと思います。