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【22/11/14】こんにゃくゑんまさんと小石川後楽園の紅葉さんぽ

ナギノの女子旅

2022年11月14日(月)、春日駅前で打ち合わせがありました。思ったより早く終わり、天気も良かったので「赤い紅葉が見れるところはないでしょうか?」と聞いたところ、「小石川後楽園はどうでしょう?」とのことで、行ってみることにしました。

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こんにゃくゑんま

と、気になる「こんにゃくゑんま」の文字。「こんにゃく」と「閻魔」ですよ?どう考えても結びつかなそうじゃないですか。気になったので今日こそ入ってみることにしました。

「源覚寺」がここのお寺の名前です。こんな言い伝えがあります。宝暦年代のころ(1751年〜1764年)、眼病を患った老婆が閻魔大王に21日間の祈願を行うと、夢の中に閻魔大王が現れ「願掛けの満願成就の暁には、私の両目の内、ひとつを貴方に差し上げよう」と言われたそうです。

満願の日に、老婆の目は治りました。以来、閻魔大王の右目は盲目となりました。老婆は感謝のしるしとして好物の「こんにゃく」を断ち、それを供えつづけたということです。

このことから、源覚寺の閻魔さまは「こんにゃく閻魔」と呼ばれるようになり、眼病治癒の閻魔さまとして人々の信仰を集めています。…なるほど、それで「こんにゃくゑんま」なんですね!今日も沢山のこんにゃくがお供えされています。

右目部分は割れて黄色く濁っています。閻魔さんといえば亡くなった人の生前の罪業を裁断する厳しいイメージがありますが、源覚寺の閻魔さんは優しいですね。それにしても、こんにゃくが好物なのは老婆であって、気持ちの問題とはいえ未来永劫こんにゃくを積まれ続けることになった閻魔さんはどんな気持ちなのかしら?

後楽園駅

後楽園駅にやってきました。周辺は東京を代表するスポットが集中しております。

駅入口すぐの公園も紅葉が赤くて綺麗です!

幸田文ゆかりの「ハンカチの木」。小石川の幸田露伴旧宅からこちらに移されたものだそう。

素敵な噴水の階段を上がると何があるんだろう?

行ってみたら、東京都戦没者霊苑でした。

後楽園駅の中を通って反対の出口へ。

右に東京ドームです。階段を上がって歩道橋をドーム側へ渡ります。

東京ドームを左に見ながら、横の坂を下りて小石川後楽園を目指します。

塀に小石川後楽園の入口への案内が。

塀沿いに進みますが、なかなか入り口に辿り着きません。

塀から出てる木々が綺麗で、励ましてくれているようです。

ようやく入り口です。

小石川後楽園

おぉぉ!植栽が美しいです。いいですね!私の頭の中には「そうだ 京都、行こう。」 テレビCMのミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の一曲、『私のお気に入り My Favorite Things』が流れておりますw

小石川後楽園は、江戸時代初期に水戸徳川家の江戸上屋敷内につくられた築山泉水回遊式の日本庭園で、国の特別史跡及び特別名勝に指定されています。

水戸藩といえば昭和世代には有名なあの人、水戸黄門こと「水戸光圀」も庭園を一部プロデュースしていますよ。

入場料は300円です。それでは行ってみましょう!

おぉ!綺麗♪あそこの建物でお茶呑みたいなぁ。

入り口がよくわかんない…ま、いっか。

水戸藩の屋敷の庭園とのことで、由来名称諸々に含蓄ありましたが、頭空っぽにして秋の午後のひとときを楽しみました。

出口でパンフレットを見てビックリ!赤い紅葉を楽しむには少し早かったようです。都会の赤い紅葉は11月下旬~12月上旬ですね。

水道橋川駅側の門から出ます。小石川後楽園は飯田橋駅側と水道橋駅側に出入り口があるようです。散策の際は、上手く順路を活用できるといいですね。

水道橋駅から総武線で帰りたいと思います。楽しいお庭の時間でした♪