2024年4月4日、作文教室アトリエナギノの春遠足。「青春18きっぷを使って日帰り遠足に行こう!」のお題で行先を話し合い、なんと、11歳女子が「伊香保温泉」を提案!渋くない⁉︎と、思いましたが、楽しいかどうかも「学び」。とりあえず行ってみましょう!
群馬県高崎市
ナギノートではお馴染みの高崎駅。まさか、煙の立たない日に来る日が来ようとは…。吾妻線に乗り換えます。
進行方向右側の車窓、赤城山が今日は良く見えます。ご一行、大きなお山に歓声が上がってますが、私も綺麗に見えたのは初めてです。
反対の車窓も榛名山(はるなさん)がバッチリ見えています。皆さん、今からこっちに向かうんですよ〜。
渋川駅前、渋川地区名産品センター「しぶさん」
高崎駅から6駅、渋川駅で下車しました。と、いきなり目の前に気になるものが!
なんと、マンホールカードが配布されていました!どうやら伊香保エリアには、「頭文字D」のカラーマンホールが他にもあるようです。
渋川駅〜伊香保温泉まではバスで約30分。
我々の目的地の「石段街(いしだんがい)」は、バスが伊香保温泉まで登ったあと、少し下ったところで下車することになるようです。
石段街
さぁ、バスを降りると目の前には先が見えない大階段が!ここが我々の目的地です!さっそく登りましょう♪
発案者のメモリィさん(11歳)によると「階段の写真を見たときに、のぼると何があるのかな?ってワクワクしたの。高いところの景色が良さそうだし、足湯もあるんだよ。」とのこと。足湯いいね♪
一息で登ってきました。50段目付近、平日なのに人が多くて賑わっています。
可愛い♪焼きイモとさつまいもチップス。女子のテンションが上がって、シェアして食べて盛り上がります。
すると、さらにチップスを単品購入。
さらに隣のお店から、玉こんにゃくまで買ってきて、原宿竹下通りの食べ歩きのような盛り上がりに!まだ100段も登ってませんよ〜。
危うく50段目で満足してしまうところでした。先に進みます。
150〜200段目あたり、テレビで見覚えがある景色ってこの辺じゃないかしら?
お!下をのぞけますね♪伊香保温泉は湯本から階段の下を通ってそれぞれの宿に分配されているのだそう。
岸権旅館「辰の湯」
階段の中間地点あたりで無料の足湯が!メモリィさん、「黄金の湯だって!すごい♪」「私、辰年なんだ!この龍素敵♪」とご機嫌。「いい感じにここまでの疲れが飛ぶね。」
昭和の「射的場」が現役で営業していて、お客さんがいっぱい!手裏剣や輪投げもあるので、子どもたちに大人気です。
298段、鳥居が見えてきました。
こ…これは涼介と啓介。「ロータリーの高橋兄弟」が風呂入ってるぞー!
遂に365段目に到達!
頂上は伊香保神社でした。
階段頂上からの景色。メモリィさんが「さ、目的達成したから帰りましょう!」と。 伊香保、他にもロープウェイとか河鹿橋とかあるのですが、石段で満足して終了のようです。
ここまで食べたり飲んだり浸かったり、満喫しながら登って1時間かかりました。
降りてきて50段目付近、焼きイモ屋さんのあたり。私は頂上よりも、このあたりの景色が好きです。
帰りのバスは、赤城山のパノラマを駆け抜けます…天気が良いのでバス楽しい♪
急に風が冷たくなった渋川駅を後にします。
大階段だけでしたが、「楽しかった♪」と満足そうです。良い紀行文を書けそうかな?
11歳の伊香保大階段の感想
さつまいもが美味しかったし、射的は初めてやったけど楽しかった。階段は上りはワクワクしたし、下りは景色が綺麗だった。途中の足湯はとても気持ちが良かったけど、足を拭くものがない人や、ストッキングをはいていて入れない人はかわいそうだった。伊香保に来る時は、脱ぎやすい格好で、足拭きを忘れずにね!
ダイジェスト動画
今回私たちは普通列車で行きましたが、上野駅から渋川駅なら特急「草津・四万」が便利です。なんと、1時間半で着いてしまいます!