今日は巳の日だよ♪巳の日って六十干支(ろくじっかんし)っていう、十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を組み合わせた暦のヘビの日のことだよ。運気上昇・金運アップのお参りをするのに人気の日なんだ。僕、ナギツネが案内するね!
葛原岡神社(くずはらおかじんじゃ)
葛原岡神社は鎌倉駅を鶴岡八幡宮と反対の出口から出て、銭洗弁財天宇賀福神社を目指してきた先にあるんだよ。
ナギノートが来た時のレポート
…食べてばっかりだね。
中臣鎌足の子孫、日野俊基(ひのとしもと)が処刑された地に祀られた神社なんだけど、とても場所が良いんだ。銭洗いの水の神社のさらに上、水の気がとても良いんだよ。龍脈だよね。本殿には昇運の神龍もいらっしゃるから、とてもパワーが強いんだ。
龍とヘビは共に水の御縁。ヘビから龍へと昇運もあやかりたいところ。敷地内には御縁結びの石・魔去る石もあるから「悪縁を断つ」「良い縁を結ぶ」「運気を上げる」が一通りできるよ♪
巳の日参りになったので御守新調♪いつも一緒!
今日は富士山もこっちを見ています。ラッキー♪
今日はフィールドワークしてる小中学生がいっぱいいたよ。地元の子、ラッキーだね!もしかして先生たちは交通事故防止で巳の日を狙ってるのかな?巳の日はお参りする人が多いから、10時になったら交通制限されて車が入れないんだ。車で来る人は注意してね!
現・合鎚稲荷社(あいづちいなりしゃ)
葛原岡神社の敷地の中には、遷宮された合鎚稲荷社もあるんだよ。こちらのご由緒については、ここに遷ってくる前の元の場所で話すね。
うちのがいつもお世話になってます!
むくろじの実が沢山落ちていました。
銭洗弁財天宇賀福神社
葛原岡神社から降りてくる道なりに銭洗弁財天宇賀福神社がある位置関係だよ。
ヘビは弁財天のお遣いだから、今日はとても御縁が深い日だよ♪弁財天は技芸・弁舌・財富・知恵・延寿を司る女神だから、人間はお願いしたいことがいっぱいだね!
この洞窟の水でお金を洗って使うとお金が増えるから、お小遣いはここで洗ってから使おう!っていう修学旅行生がいっぱい。
宇賀福神社はそれぞれの社が綺麗な水のほとりに建てられているから、お金洗ってお参りしないで帰るの勿体ないよ!是非に境内を回って水の精気を感じてみてね。
旧・合鎚稲荷社(あいづちいなりしゃ)
ここは鎌倉歴史文化交流館の敷地になるので、入館料一般400円、小・中学生150円だよ。ここで【豆知識】!鎌倉はちょっと良い場所は有料ゾーンになっていることが多いので、素敵な空間維持のための寄付金を惜しまないで体験してみて!
ここが合槌稲荷神社の元の場所。地域の事情でお引越ししたんだ。
鎌倉時代。かつてここには「正宗(まさむね)」っていう日本刀剣史上でも有名すぎる名工がいたんだ。刀を造る時は息を合わせて二人の職人が槌を打たないといけないんだけど、父親が亡くなったら正宗の合槌を打ってくれる人がいなくなっちゃったんだ。
困っていたら老人が現れて合槌を打ってくれて、立派な刀を造ることができたんだって。なんと、その老人の正体は日ごろから信仰していた稲荷の神様!そこで自分の屋敷の中に稲荷の神をまつり、「合槌稲荷」と呼んだんだって。
時は流れて大正時代、ここの土地の所有者は三菱財閥第4代当主の岩崎小弥太(いわさき こやた)。 母・早苗のための別荘だったんだ。小弥太さん、大正8年(1919)にここにあった稲荷社を「合鎚稲荷社」として復興して 参道や鳥居、 石造神狐像や社祠を整備したんだって。
名工・正宗が祀って、三菱の御曹司が復活させたお稲荷さん。ふふふ…すごいでしょ。令和でも正宗の刀は有名だし、三菱財閥の勢いが続いてることを考えると、神様とは仲良くしたほうがいいと思うんだ。
ここからは海が見えるね。山があって水脈があって、ここも龍脈だね。
いい天気♪ここはとても気持ちがいい場所だよ。なんだかいいことが起こりそうだね!
アトリエナギノ 、年内最終イベント参加のお知らせ
2023年12月23日、川崎市産業振興会館(JR川崎駅前徒歩6分)にて開催される「幸盛大博覧会」に参加します。
アトリエナギノ は、親子・幼児〜小学生向け・大人向け「ワークショップ」2種類と「さいわいにゃんグッズガチャ」「もぢもぢカレンダー2024」の販売をします。